吉川直樹の元科捜研の男のつぶやき【マイタウン6月号掲載分】
「科捜研」と聞くと、テレビドラマの影響で、白衣姿の研究員が現場で事件を解決する姿を思い浮かべる方も多いかもしれません。ですが、実際の業務はもっと地道で、現場に出ることはあまりなく、主に研究室での鑑定作業が中心です。正式には「大分県警察本部刑事部科学捜査研究所」といい、全国の警察に設置されています。
元化学係を担当してました
私はその中で“化学係”として、主に覚醒剤や大麻など薬物に関する鑑定を担当してきました。現場の捜査員から届いた資料に対し、科学的な視点で分析を行い、捜査を裏から支える──そんな仕事です。このコラムでは、あまり知られていない科捜研の実情を、皆さんに分かりやすくお届けしていきたいと思います。次回から、少しずつお話ししていきますので、ぜひご期待ください。
吉川 直樹・プロフィール
大分市議会議員。好奇心旺盛で、どんなことにも真剣に取り組みます。科捜研で培った分析力や問題解決能力を活かし、地域の安心・安全を守ります。家族と共に過ごす時間を大切にし、誠実な姿勢で市民の声に応えます。
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