「準備や段取りを最小限にしたい」という思い
シンプルなお見送りの形
「直葬（ちょくそう）」という言葉をご存じですか？直葬とは、お通夜や告別式などの宗教儀式を行わず、ご遺体を安置した後、火葬のみを行うシンプルなお見送りの形です。
亡くなった方の約1割（9.6%）が直葬で送られており
コロナ禍をきっかけに、感染予防の観点から多人数の集まりを避ける必要が生じ、直葬の選択肢が一気に広まりました。2024年の調査によれば、亡くなった方の約1割（9.6%）が直葬で送られており、都市部ではその割合は20％近くに上ると言われています。
子ども世代が県外に暮らしているケースも多く
しかし、直葬の増加にはコロナだけでなく、社会全体の変化も影響しています。例えば、高齢のご両親が亡くなられても、声をかける兄弟親族も同じように高齢で入院中だったり、認知症を患っていたり。「誰を呼んだらいいかわからない」「みんなに気を遣わせたくない」と、静かに見送るスタイルが選ばれやすくなっているのです。また、子ども世代が県外に暮らしているケースも多く、「準備や段取りを最小限にしたい」という思いから直葬を選ぶご家庭も増えています。
どんなお別れの仕方が心に残るのか
とはいえ、直葬には向き・不向きがあるのも事実です。大切なのは、ご本人やご家族が「どんなお別れの仕方が心に残るのか」をじっくり考えること。葵会館では、直葬・家族葬をはじめ、さまざまなご相談に対応しています。「うちの場合はどうなるの？」そんな素朴な疑問からでも構いません。どうぞお気軽にお問い合わせください。
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