南大分レキシ旅/第10弾 高瀬石仏
貴重な磨崖仏
七瀬川自然公園の南方にある石窟に彫り込まれているのが
七瀬川自然公園の南方にある石窟に彫り込まれているのが、高瀬石仏です。5体の仏像は、写真向かって右から、馬頭観音(ばとうかんのん)坐像、如意輪観音(にょいりんかんのん)坐像、胎蔵界大日如来(たいぞうかいだいにちにょらい)坐像、大威徳明王(だいいとくみょうおう)坐像、深沙大将(じんしゃたいしょう)立像。

平安時代末期の12世紀中頃以降につくられたと言われています
中心の大日如来は諸悪煩悩を取り除き、如意輪は富貴財宝の取得、大威徳は怨敵の降伏、深沙大将は仏法の保護……と、それぞれが祈願修法の対象として平安時代末期の12世紀中頃以降につくられたと言われています。保存状態はきわめてよく、昭和9年に国指定史跡にもなった貴重な磨崖仏です。
まるでアニメやゲームキャラクターのよう
とくに珍しいのが左端の深沙大将。炎髪を逆立て、額と胸の首飾りにドクロをつけ、お腹には童女の顔、左手と両足に蛇を巻き付かせたインパクトのある姿は、アニメやゲームキャラクターのよう。実際、無数の二次創作コンテンツの題材になっている『西遊記』に登場する沙悟浄のモデルであるとも言われています。

Point
「大分市デジタルアーカイブ〜おおいたの記憶〜」の「磨崖仏を訪ねる」コーナーでは、精密な
3Dモデルで閲覧可能。高瀬石仏のディテールを、上から下から自由に見られます。
Access
所在地
大分市高瀬901
所要時間
JR南大分駅より車で15分
お問い合わせ
大分市役所文化財課/(097)537-5639
大分市歴史資料館/(097)549-0880
大分市デジタルアーカイブ~おおいたの記憶~

大分市デジタルアーカイブ 〜おおいたの記憶〜
大分市の歴史をデジタル資料でご紹介

※こちらのQRコードをお使いの端末で読み込むことでもリンク先へ移動できます


