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3Dでも見られる国指定史跡・高瀬石仏

「南オオイタ レキシ旅2026」のタイトル画像。淡いブルーグレーの背景に、白い縁取りの太字タイトルが配置され、周囲には点線や円形モチーフが散りばめられている。右下には白い鳥のイラストが飛んでおり、軽やかで現代的なデザインが歴史旅シリーズの新年度版であることを印象づける。 話題
##南大分レキシ旅2026

南大分レキシ旅/第10弾 高瀬石仏

貴重な磨崖仏

七瀬川自然公園の南方にある石窟に彫り込まれているのが

七瀬川自然公園の南方にある石窟に彫り込まれているのが、高瀬石仏です。5体の仏像は、写真向かって右から、馬頭観音(ばとうかんのん)坐像、如意輪観音(にょいりんかんのん)坐像、胎蔵界大日如来(たいぞうかいだいにちにょらい)坐像、大威徳明王(だいいとくみょうおう)坐像、深沙大将(じんしゃたいしょう)立像。

高瀬石仏の3Dモデル画像。中央に坐像の仏が安置され、その左右に複数の仏像や守護的な存在が立体的に彫り込まれている。炎の光背をもつ像や動物に乗る像、武具を身につけた像などが並び、岩肌の質感や彩色の名残が立体モデルで精細に再現されている。古代の石仏群の荘厳さと造形の豊かさが伝わる構図。
3Dモデルの高瀬石仏(「大分市デジタルアーカイブ〜おおいたの記憶〜」より)

平安時代末期の12世紀中頃以降につくられたと言われています

中心の大日如来は諸悪煩悩を取り除き、如意輪は富貴財宝の取得、大威徳は怨敵の降伏、深沙大将は仏法の保護……と、それぞれが祈願修法の対象として平安時代末期の12世紀中頃以降につくられたと言われています。保存状態はきわめてよく、昭和9年に国指定史跡にもなった貴重な磨崖仏です。

まるでアニメやゲームキャラクターのよう

とくに珍しいのが左端の深沙大将。炎髪を逆立て、額と胸の首飾りにドクロをつけ、お腹には童女の顔、左手と両足に蛇を巻き付かせたインパクトのある姿は、アニメやゲームキャラクターのよう。実際、無数の二次創作コンテンツの題材になっている『西遊記』に登場する沙悟浄のモデルであるとも言われています。

岩肌に造られた高瀬石仏を覆うように建てられた小さな覆屋の前景。木製の柱と金属屋根の下には石仏を祀る空間があり、手前には参拝者向けの案内板を読む人物が立っている。背後には岩壁と緑が広がり、青空の下で自然と文化財が調和した現在の高瀬石仏の姿が写されている。
現在の高瀬石仏の様子

Point

「大分市デジタルアーカイブ〜おおいたの記憶〜」の「磨崖仏を訪ねる」コーナーでは、精密な
3Dモデルで閲覧可能。高瀬石仏のディテールを、上から下から自由に見られます。

Access

所在地

大分市高瀬901

所要時間

JR南大分駅より車で15分

お問い合わせ

大分市役所文化財課/(097)537-5639
大分市歴史資料館/(097)549-0880

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