幻想的な雰囲気を楽しめる冬の風物詩
南太平寺で開催される年越し名物「竹灯籠まつり」は、幻想的な雰囲気を楽しめる冬の風物詩です。竹灯籠を灯すイベントといえば、臼杵市や日田市、竹田市が有名ですが、20年程前から大分市南太平寺でも同様の趣ある催しが行われています。この「竹灯籠まつり」は、毎年12月31日23時から、大分市南太平寺1986にある「杵築社(きづきしゃ)」を会場に実施されます。杵築社は、約400年前に島根県の出雲大社(別称:杵築大社)から分霊され、大国主命を祭神として祀る歴史ある神社です。
竹灯籠の柔らかな灯りが境内を照らし出す光景は、新年の訪れを待つ人々に温かさと安らぎを届けました。地域住民の手で運営されるこのイベントには、地元の人々の結束と伝統を守る力強さが感じられ、訪れる人々にとっても特別な年越しのひとときを提供しています。

杵築社(きづきしゃ)
〒870-0885 大分県大分市南太平寺1986