南大分レキシ旅/第11弾 初瀬井路(はつせいろ)
戦国時代に大友氏が造った荏隈郷井手(国井手)を起源とする水路
南大分駅前の歩道の下には、戦国時代に大友氏が造った荏隈郷井手(読み:えのくまごういで)(国井手)を起源とする水路があります。江戸時代に府内藩のお殿様がその水路を延ばし、初瀬井路と呼ばれるようになりました。

総延長は約36.4キロメートル
賀来川や大分川の水を高台の田畑に送り届けるために造られた初瀬井路は今も現役で、総延長は約36.4キロメートル。田畑を潤す面積は390ヘクタールにも及んでいます。

延べ9万3千人余りを動員して完成
江戸時代の書物『豊府聞書』から、水路の工事は約16キロメートルの長さをわずか1か月半で、延べ9万3千人余りを動員して完成したことが分かっています。
その効果として、
その効果として、『大石家文書』にはコメの生産量が数年で44.5パーセントも増えた村の石高が記されています。
Point
宮苑地区には戦国時代の荏隈郷井手(国井手)の取水口とみられる賀来川の水を堰(せ)き止めた場所があります。また、県道(小挟間大分線)沿いには初瀬井路の素掘りのトンネルがいくつも残されています。

Access
所在地
大分市大字荏隈、永興、賀来、宮苑
所要時間
JR南大分駅より徒歩1分
お問い合わせ
大分市役所文化財課/(097)537-5639
大分市デジタルアーカイブ~おおいたの記憶~

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